断酒(その3「禁酒セラピーで断酒」~アーモンド&マカダミアナッツ~
ナッツ類はおやつとして重宝しています。アーモンド、クルミなどを小腹がすいた時にちょこっと食べています。素焼きのやつと、塩で味付けしたやつの二通りがありますが、塩で味付けした方が好みです。塩分を摂りすぎてしまう恐れがあるのですが、それが逆に食べ過ぎにブレーキをかける役割を果たしてくれるので、なおよいです。値段も結構するので、大切に食べます(笑)。
香ばしさが写真から伝わるといいな。
さて、ナッツといえば、飲酒時代(といっても、ついこのあいだですが)のおつまみとしても好んでいましたね。洋酒にはよく合うつまみでしたが、今はあまり考えないようにしています。
では昨日の続き、以前おこなった断酒の話です。前にも触れましたが、私にとって断酒は①始めるのが難しい(やめようと思っていても、ついつい飲んでしまう)、②続けるのが難しい――結果としてあっという間に元ののみすけに戻ってしまうのでした。
でも、まずは①とにかく断酒を始める――ができないと始まらないわけです。そこで、いかに断酒を始めるかが問題となってきます。もちろん、方法はいろいろあると思うのです。以下はあくまでも「私の場合こうしました、考えました」ということで読んでほしいと思います。飲酒をする人全員が納得できる内容ではないかもしれないですし、あくまで参考程度に見ていただければと思います(何か参考になればうれしいのですが。。。)。
まず、以前、3年くらい続いた断酒の経験を記録しておきましょう。ポイントとしては『禁酒セラピー』という本を使ったことを挙げることができます。この本についても賛否両論があるようで、合う人、合わない人あると思います。飲酒(問題)の程度によっても合う、合わないが(効く、効かないが)あると思います。
……それで私の場合、『禁煙セラピー』のときのようなスイッチが入って、まったくタバコを吸いたくなくなるような劇的な変化はありませんでした(一度目に読んだとき)。ただ、それでも断酒の初めの一歩としての効果で、断酒をスタートすることができました。
これはわかりづらいかもしれませんが、私の考えでは、断酒や禁煙は「やらない」ことを「始める」ものです。マラソンを始める、楽器を始める、などの「始める」は明確に何かを「始める感じ」があるじゃないですか。それに対して、禁酒や禁煙は「やらない」ことを「始める」ので、「行動が見えない」わけです。だから、スタートしづらい面もあるのかな?と思うのです。
つまり、マラソンを始める人が、ウェアやシューズを買ってみたり、楽器を始めたい人が楽器を買って、レッスンしてくれる先生を探したりすることで、気持ちが盛り上がって行くじゃないですか。同じように、断酒も酒をやめるために必要な行動を探し、その行動に集中することで断酒に対する気持ちが盛り上がるのではないでしょうか。その結果として、断酒をスタートするハードルが下がって、断酒を始めやすくなるような気がするのです。
実際、「何かをしない(=断酒)」ことを「始める」のってわかりづらいじゃないですか。そこで、「何かをしない」ために「必要な具体的行動を探し」、その行動に集中することで、「これからすることをわかりやすく明確にする」とでも言えばよいでしょうか?
そのような行動の一つとして『禁酒セラピー』を読む、という考えはアリかなと思いました。それで、断酒を無事スタートできたんです!でも、結構短期で挫折。続かなかったんですね。ただ、ここで学んだのは、とりあえず『禁酒セラピー』でスタートダッシュは切れる、ということでした。
そして、次の断酒にもこの本を使ったのです。次の断酒はいよいよ3年続いたやつです。このときは、仕事が終わってからまとまった量の勉強時間を確保する必要があり、その時間を確保したいという大きな目的と、酒を飲みすぎで、そろそろやめないとヤバいという理由で決断した断酒でした。
この回も『禁酒セラピー』を読む、という「行動を起こす」ことで断酒を始めようとしました。この回では、「なぜ、前回は禁酒セラピーに納得できなかったのか」考えました。禁煙の時と違うのは、タバコには本当に「一利」も感じていなかったけど、「やめられない」という状態だった点。
それに対して酒には、少なくとも「一利」を感じていました。ここからはネタばれになるのですが(まだ読んでない人は注意!)、ようは「酒に一利もない」という理屈、そのなかでも特に「酒はまずい」というくだりが引っかかって、説得されきらなかったわけです。ですから、この回では、この部分を自分で記憶をたぐってフォローしながら読んだわけです。
最初にビールを飲んだとき、すごくマズイと思った記憶。お金がない学生時代(今もか、ははは)に、安い酒を飲んで「アルコールを摂取するためだけにある飲み物だな」と思った記憶などなど、酒の味にまつわる不愉快な記憶を総動員しながら読むことで、今度はかなり納得して読むことができました(お酒が好きな人、ごめんなさい)。それでも確かに『禁煙セラピー』の時ほど明確なスイッチは入らなかったものの、「飲酒に一利もない」という部分について、ただ読むだけでなく、自分の記憶を総動員して、本の記述をフォローすることで、結構深い納得感は得られて断酒をスタートすることはできたのです(その後、飲酒への欲求は「がくん」と減ったので、効果はあったと思う)。
そして、結果として3年間という結構長い期間の断酒を成功させることになったのです。
(こう書くと、なんとなく『禁酒セラピー』を否定しているような印象がしてしまいますが、酒をとにかくやめたい人には役立つと思います。今でも大切にとってあり、もしもまた飲んじゃったら(飲んじゃいそうになったら)、また読もうと思っています)
(長いなぁー。書くこと結構ありますね。断酒話、続きます)
※お酒が好きな人、ごめんなさい。
☆PHOTO:D7100 + AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8(ブログの写真、今まで全部この組み合わせですな(笑い))
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